新型Dura AceとUltegraは遂にワイヤー式のシフターが廃止になりました。すべて電動式のDi2で、実質的には大幅な値上げです。105に波及しないことを願います。

また無線接続方式のものと有線接続方式のものに分かれます。

これが無線方式の簡易接続図。

レバーとリアディレイラーが無線で接続されるので、レバーからの配線が不要になってスッキリします。

そして有線方式の簡易接続図。

こちらは従来のDi2と同様にレバーから配線分岐ボックス(ジャンクションボックス)を経由して、フレーム内に信号線を通します。

無線方式はディスクブレーキモデルにのみ対応です。変速システムとブレーキシステムは独立しているので、リムブレーキモデルでも対応できるはずですが、それをやらないのは「ディスクブレーキに移行して」というメッセージでしょうか。

ステムやハンドルバーも同時設計するメーカーなら、ジャンクションボックスをフレーム内に隠し、配線を外に出さない設計ができます。

個人的には、配線・ホース・ワイヤーが完全に内装される方式は組立やメンテナンスがやり難いし、ステムやハンドルバーを好みのものに交換するのが困難になり、ユーザーの利益が損なわれる気がします。

6号車以降はDi2に対応できるように少しフレームの内部構造を変更しますが、前述のユーザー利益のことを考えると、できることなら有線式は避けたいです。そうなるとディスクロードしか作れないことになります。

現行の木製フレームをDi2対応にするのはそれほど困難ではありません。無線式であればシートチューブを上から下まで貫通させて、フロントディレイラー用配線を出す穴を開けるだけです。

有線式の場合は、ヘッドチューブ後部に空間を作り、フォークを入れない状態でヘッドチューブからジャンクションボックスを入れることになります。配線はヘッド後部のトップチューブから入れるか、ヘッド側面から入れるか。

構造上の問題はなさそうですし、ハンドメイドなのでどうにでもなります。