これまでに自分が経験したツーリング中のトラブルや身近な人の経験から、だいたい定まってきた車載ツールです。

これまでに経験したトラブルというと、パンク、リヤシフトワイヤーの切れ、シフトとブレーキワイヤーの伸び、ディレイラーハンガーの破損、チェーン切れなどで、自分自身で経験してはいませんがチューブのエアバルブを抜かれるというトラブルも聴きます。

これらのトラブルを想定したツールケースの中身です。

チューブ、パンク修理用パッチ、紙ヤスリ、エアバルブ、シフトワイヤの切れ端、チェーンのコネクティングピン、(写真には写っていませんが)チェーンのコマ、空気入れ、タイヤレバー、レンチとドライバーのセット、ボックスレンチ、チェーンカッター。

チューブは23c時代の頃に比べると大きくなりました。最初のパンクはチューブ交換で対処します。

パンク修理用のパッチは2回目以降のパンク修理に使います。紙ヤスリはチューブのパッチを貼る面を平すためのもの。

エアバルブは悪戯されてバルブを抜かれた時の予備です。

シフトワイヤーの切れ端は、リアディレイラーのシフトワイヤーが切れたときに使います。ワイヤーが切れるとディレイラーはトップギヤの位置に来ますが、峠道道などで登坂を避けられない場合はリアトップ固定だと辛いので、ディレイラーを手でホイール側に押し込んでプーリーが好みのギアの位置になるようにし、このワイヤーの切れ端をディレイラーに取り付けて位置を固定します。面倒ですご、ワイヤーを取り付け直せば任意のギアを選べるので登坂時には軽いギヤ、平地に出たら重いギヤで走ることができます。

チェーンのコネクティングピンのチェーンのコマはチェーン切れやリヤディレイラーの故障時に、チェーンの長さを調整するために使います。

空気入れは小さくても軽いポンピングでしっかり空気が入るもの。収納に余裕がある場合はCO2ボンベとインフレーターを携行します。

タイヤレバーはパンク修理時に使います。硬いタイヤを使うことが多いので自分の場合は必須です。

レンチとドライバーのセットは普通に使える内容のものならなんでも良いです。

ボックスレンチは木製ロードバイク3号車で使うもので普通は不要です。

チェーンカッターはチェーンの繋ぎ直しの時に使います。

この他にプライヤー付きマルチツールをバッグやポケットに忍ばせておきます。これでシフトワイヤーを切れます。

他にもミッシングリンクを外す工具やタイラップ、ビニールテープ、針金なんかを持っていると更に安心ですが、心配しすぎて荷物が増えるのも嫌なので割り切りも必要です。

300km走って目的地まで残り100km。人がほとんど通らない夜中の峠道みたいな状況で、なんとか走行を続けて危機的な状況から離脱することができれば良いという感じで考えます。(過去のツーリングはそんなのが多かったので)寒い日だったら死んじゃいますし、キャンプ旅なら荷物が多いので自転車を押して歩くのは大変です。

補給用の水を切らさない、補給食を準備しておく、ライトが非常時でも使えるといったことも大事だと思います。

万が一やもしもの事態が起きないことが望ましいので、変な時間に山岳部を走らないようにするとか、夜の走行を減らすとか、しっかり計画をして無理をしないのが得策です。

50歳の声が聞こえてきそうな頃に乗り始めたロードバイクで、山中で遭難しかけて自転車を担いで何時間も道無き道を歩いたこと、夜中の箱根で低体温症になったこと、人も車も通らない山中で道に迷い限界を感じで輪行しようと思ったものの、時間が早すぎて何時間も寒い中で電車を待ったこと、長い登坂の途中で両輪パンクして歩きにくいビンディングシューズで10km以上歩いたこと、などの苦い経験があります。

計画や準備がいい加減な旅は無謀というものです。たかが自転車遊びで命を落とすようなことは避けなければなりません。運が良かっただけのことを自分の実力と勘違いしてはいけません。かと言ってやりたいことはどうしてもやりたいのでリスクがあることを理解しなければなりません。そんなことを過去の自分を振り返りながら考えました。