曲げ木したものを接着しようとすると、圧着するための専用治具が必要になります。前回の試作のときもそうでしたが、治具を準備する時間は無視できないほどで、加工の時間とあまり変わらないくらいです。

ヘッドチューブを補強する薄板(3mm弱)を貼りました。クランプ用の専用治具を作りましたが、径が合っていなかったので少し細工をして圧着しました。これは板厚が0.2mm厚かったのが原因です。

無事にしっかりと貼れたので結果オーライでしたが。

次にシートステーです。

こんな感じにシートチューブに溝を掘ります。溝の深さは約4mmです。このシートステーの場合で、リアエンドがハブの幅130mm丁度になる深さです。

溝に落とし込んで接着するのは、シートステーが上下方向に外れないようにするのと、接着面積を増やすのが目的です。木の丸棒を打ち込むなんていう方法もありますが、見える部分ではあまりやりたくはありません。

接着面積を増やすのが目的の一つなので、シートチューブとシートステーが接する部分が大きく取れる、つまりどの面もピタリと接するように加工しています。接着しない状態で、フレームを多少揺すったくらいではシートステーが外れないくらいの加工精度が理想です。

だいぶフレームが組み上がってきました。

反対側のシートステー接着部の加工をし、シートステーを接着してから、チェーンステーを少し細く削れば、フレームの仕上げに入れます。